教習所へ行こう!(仮免試験編)


 
4月30日(木)修了検定
   今日はいよいよ修了検定だ。集合時間は8:50。朝一番から教習所に来たのは初めて。
教室に入って待っていると、教官がやってきて、受験番号順に座席を割り当てられ、検定のコース図が渡された。 コース図の裏側は、修了検定受験時の注意事項が書いてあった。
  まず、注意事項についての説明があった。
試験は減点法式で100点満点中70点以上が合格。ただし、危険行為があった場合は検定中止になる。危険行為としては、右側通行、逆行大、接触大、検定員によるハンドル、ブレーキ等の補助...といった項目が並べられていた。また、次の順番の人は、後部座席に同乗すること、車に乗ったら、指名と生年月日を告げること等の説明があった。その後、コースに付いての説明があった。コースは2種類あって、受験番号の前半と後半で別のコースが指定されていた。 コースの片方は車庫入れで、もう片方には縦列駐車が含まれていた。私が当たったのは車庫入れの方で、苦手な縦列駐車が無くてラッキー!と思った。
  今回の受験者は26人。受験番号順に4組に分けられた。受験番号はMTが先でAT限定はその後ろからになっていたのだが、MTの方が人数が多かったので、私の組は最初の2人がMT車、途中で車を交換してあとの5人がAT車で検定を行う。「最初の2人はすぐに車に乗って下さい。だいたい1人15分くらいなので、次の人は15分後、その次は30分後...。」 私は一番最後、7番目だったので...1時間15分後?!これは待っているだけでも大変だ。
  最初はものすごく緊張していたのだが、さすがに1時間以上あると開き直ってしまう。順番が回ってきた頃にはすっかり落ち着いていた。というより、待ちくたびれて無感動になっていた。
  前の人の順番が来て、後部座席に乗り込む。前の人は、特に大きな問題も無くこなしたようだった。
  さて、自分の順番だ。
コースに出て、最初の直線で35km/h出さなくてはならない。今まであまりスピードなんて意識した事が無かったので、どうしてもスピードメータとにらめっこになってしまう。かなり思い切り踏み込んで、やっと35km/h越えた...と思って前を見たら、もうカーブのすぐ手前だった!ちょっとびっくり。
  続いて、外周の内回り、交差点の右折とものすごく順調に進んだ。今日は調子いいかも。
「次、突き当たりを右折して、坂道行きます。」 ここは一時停止の指定があるので、手前の停止線で一旦きちんと止まって・・・左右を確認・・・よし、車は来ない。徐行して曲がろうとしたら・・・げげ!左からバイク?!もう目の前だぁ!!一体どっから湧いて出たんだ?!一瞬パニック。あ、そういえば外周のカーブのところって、バイクのコースから合流して来るんだっけ。いかん、そっちまで注意してなかった!!!『あ、そんなことよりブレーキ踏まなきゃ!』と、思った時には既に隣で教官が踏んでいた。「あ、やっちゃった...。」「監視は続けてね。勢いがいいのもいるから...。じゃ、坂道行きましょう。」本当だったらここで検定中止なのだけれど、運転は続けさせてくれた。
  坂道発進も、S字も、クランクも、車庫入れもいまだかつて無いほど上手く出来た。1個所、大回りになってしまったことを除けば、かなり上手に運転出来たと思う。
 
  さて、全員の検定が終わり、発表を聞くため、教室に集合する。
結果は聞くまでも無く分かっていたのだが、やっぱり不合格だった。「理由はバイクです。手前でちゃんと止まれれば良かったんだけどね。」 なんでとっさにブレーキが踏めなかったかなぁ。運も悪かったと思うけど、反射神経も悪かった...。
  「落ちた人、補修教習はキャンセル待ち優先しますから、配車係へ行って下さい。」
今回落ちてしまったのは7人だった。全員集まった所で「これから順番のくじ引きをします。1枚づつ引いて下さい。」メモ用紙を半分に切って作った即席のくじを引く...私は5番目だった。やっぱり今日はイマイチついていない。「ではこの順番で、キャンセルが出たら放送で呼びますので。一番早くても1時35分頃ですから、食事でもしてきて下さい。」
  朝一番からやってきて、さて、今日はいつまでかかるのか...。


4月30日(木)その2補修教習
     お昼を食べて、呼び出しの放送が入るのをひたすら待つ。4番目の人までは13:50からの教習が受けられたようだ。やっぱり今日はイマイチつきが無い。持ってきていた本を読んだり、コースを眺めたりしながらもう1時間つぶす。
14:40頃にやっと放送で名前を呼ばれて、14:50からの教習を受けられる事になった。でも、なんかもう、待ちくたびれてクタクタ...これから運転なんかしたくないなぁ...。
  時間になり、教官がやって来た。
「お願いします、補修です〜(^^;)」「何が悪かったの?」「いや〜、バイクにぶつかりそうになって...」「・・・・(^^:)」
「縦列駐車は得意?」「ぜんぜん駄目です。」「車庫入れは?」「わりと...下手かも。」「なんだ、わりとって言うから上手いのかと思った。じゃあ、S字、クランクは?」「縦列とかに比べれば、ぜんぜん平気です。」「じゃあ、縦列中心にやりましょう。」
  縦列を含む検定コースに準じて、コースを走る。やっぱり最初の35km/hはメーターとにらめっこで危なっかしい。「早目に進路変更して、それから加速した方が楽ですよ。」なるほど、そうすればいいのか...。
  坂道もS字もクランクも、それなりにクリア。
  さて、大問題の縦列駐車。教わった通りにやっているつもりなのだが、なんだか変だぞ?!
「ちょっと、どこまで下がるの?!」「前のポールと平行になる所くらいまでじゃなかったでしたっけ...?」「それは、下がる時で、その前に角度付けなきゃでしょ!」ああ、そうだった。何か変だとは思ったけれど、すっかり忘れてた。
  縦列の練習を何度か繰り返したのだが、今日が今まで中で一番下手だ!「いや〜、今日のコースは縦列が無くてラッキー!と思ったんですけどね。縦列のコースだったら絶対落ちますよ。」「そんな事言ってないで、ちゃんと出来るように練習しましょう!」 何とか入る様にはなったのだが、かなり怪しげ...。
「時間が無いから、一度車庫入れやってみましょう。」最初は左側、ここは比較的得意なので、特に問題なし。「右側は、今日の検定でやったんだよね?どうだった?」「ちょっと、あいちゃったんですけど...。」「切り返しとかした?」「いいえ。」 「じゃ、車庫入れは出来てるから、いいや。縦列やりましょう。」
ああ、結局鬼門はここだけか...。
  時間ぎりぎりまで、縦列駐車の練習をさせてもらった。
「う〜ん、一応入ってるから、何とか受かるんじゃない?いつ受けるの?」「今度の土曜の予定です。」
「じゃあその時、ちゃんと出来てるか見てよう!」
ああ、これで落ちたら、ちょっとみっともないかもしれない。
  帰りに修了検定の再申し込みをする。入校の際、料金を一括で払っているので、2度目以降の検定料はタダだった。受付のお姉さんに「何度受けても無料ですから大丈夫ですよ。」と言われてしまったが、次は絶対に受かりたいなぁ...。
それにしても、長い一日だった。


5月2日(土)修了検定2回目
   さて、いよいよ2度目の修了検定だ。土曜日の検定は午後からで、13:30集合だった。
前回同様に教室で説明を受ける。今回は「同じコースを二輪も走ってますから、気を付けて下さいね。」とか「もし万が一、病気や、事故に巻き込まれた等で、検定が続行できなくなった場合は・・・」などという話が増えていた。まさか、私のせいじゃないよね?!
  今日は、土曜日で一般の教習車の数も多いので、35km/hの指示が出ないかもしれないけれど、出せる所では、なるべくスピードを出すように、という指示があった。今回のコースは、2つとも縦列駐車は入っていなかった。これでちょっと安心。
  今回は6人づつの5組に別れた。私の組は今度もMT3人、AT3人の混合で、おまけに私の順番はまたしても、一番最後だった。
   さて、自分の順番が来た。前の人は、車庫入れでちょっと切り返した程度で、大きなミスはなかったようだった。
「はい、準備が出来たら行きましょう。じゃあ35km/h出して下さい。」2度目なので、前よりは多少余裕がある。あまりメーターは見ずに、踏み込みながら進路変更して、カーブ手前で減速する前にメーターをちらっと見たら40km/h近く出ていた。
  今回当たったコースは、前回とは逆周りになる部分が多い。絶対に前回あたったコースの方が走りやすかったと思う。
「次、15番の角を曲がって、そのまままっすぐ坂道に行って。」こちら側から坂道に入る時は、坂道手前で外周を横切る事になるのだが、その際、交差点の左側の見通しが少々悪い。ちゃんとチェックして出たつもりだったのだが、左側から車が接近してきていた。「周り、よく見てね!」 うわぁ、減点だ・・・それ以上に前回検定時の失敗が記憶によみがえってきて、すっかり上がってしまった。
  坂道を下った所で、外周と合流するのだが、ここも見通しが悪い。教習車が接近していたので、通り過ぎるのを待っていたら、その車が親切に道を譲ってくれた。ありがたく入れてもらって、よく見たら、乗っていた教官は補修教習の時の人だった。なんて、偶然!
  その後、さほど大きなミスはなかったものの、やっぱり交差点が怖くなってしまっていて、かなりもたついてしまった...。
前回の方が、全体的にうまく運転できていたように思う。
  全員の検定が修了し、教室に集合して結果を聞く。
「優先判断をちゃんとしてね。あと、交差点では、あまりもたつかない様に!」・・・結果は、合格だった。
  その後、合格者は仮免学科試験の申し込みをする。
学科試験は火曜と木曜に実施されるのだが、次の火曜日は子供の日の祝日なので、試験は実施されない。次回は5月7日だ。だいぶ間があいてしまうが、仕方が無い。せめて学科は1回で合格したいと思う。


5月7日(木)仮免学科試験
  今日は、仮免学科試験だ。集合時間は13:40。
仮免前効果測定では、見事不合格だったので、今回は十分準備したつもり。時間もたっぷりあったし...。
  12:50から任意参加の勉強会が実施されていたので、まず、そちらに参加した。
勉強会は、まず、教官が間違いやすい部分をまとめて説明してくれて、その後は自習の形式で進められた。結構、見落としていたポイントもあったので、最後のまとめとして役に立ったと思う。
  さて、集合時間になり、1F受付前に集合する。かなり大勢いるようだ。
  最初は適性試験だった。広い場所に移動して、受験番号順に名前を呼ばれ、4列に並べられた。この際、聴覚の検査を兼ねているため、試験官の指示に従う事、名前を呼ばれたら手を挙げて返事をするように、との指示があった。続いて1列目と2列目、3列目と4列目が向かい合うように指示された。列の間を試験官が通ってチェックしていくので、試験官が自分の前を通り過ぎるまで動作を続けるように、とのことで、チェックされる動作は、腕を回す、足首を回す、しゃがむ、飛び跳ねる等、単純なものだった。その後、ひとりづつ、簡単な色覚の検査を行った。
  次の視力検査は教室で行った。教室の前の廊下に1列に並べられ、1人づつ順番に教室に入って視力検査を受ける。これが終わると、座席を指示され、そこに着席するようになっていた。私は最後の方だったので、ずらっと並んだ人々の前で視力検査を行う形になり、ちょっと恥ずかしかった。せめて、教室の後ろで検査するようになってたら良かったのに...。
  全員の適性試験が修了し、いよいよ仮免学科試験の説明になった。
試験問題は2種類あって、受験番号の前半と後半で違う問題が当たるようになっていた。また、2人掛けの席だったが、座席の隣同士も別の問題になるように配置されていた。
  試験時間は30分、全部で50問あり、45問以上正解で合格だ。なお、20分を経過すれば途中退室可とのことだった。一通り解いて、自信が無い問題が6問程あった。もう一度考えて、それでも良く分からない問題が3問残ったのだが、これ以上考えても分からないので、25分過ぎくらいで退室した。
  さて、放送が入り、結果を聞くために再度教室に集合する。
  最初に、不合格者の受験番号が発表された。「前半の問題が当たった方は、不合格者は1名だけです。」たまたま私の隣の席の人だった。「後半は、ちょっと不合格者が多かったです。」げげげ、私もこっちだったんだけど...。順番に番号が呼ばれて・・・34番・・・あ、前の人だ・・・36番・・・ああ、後ろだ。良かった合格だぁ〜!
  続いて合格者の番号と名前(満点だった人はその旨も)が発表された。前半の問題では満点の人がかなりいたけれど、後半には満点はいなかったようだ。問題によって、こんなに差が付くものなの?!
点数は、仮免発行手数料を納める際に聞く事が出来た。49問正解だった。割とカンが良かったかも。
  合格者は次の時間に第2段階の先行学科を受ける事になっていた。これを受けていないと、学科第2段階、技能第3段階の教習を受ける事が出来ない。内容は日常点検の方法。路上教習の前には毎回点検を行うのだそうだ。
  また、この先の教習に付いての説明もあった。学科22、31〜33は実習で、内容はそれぞれタイヤ交換、応急救護だそうだ。定員があるので受付で予約を取るように言われた。
  仮免は明日のお昼過ぎくらいに、教習原簿に添付されるとのことだった。
さあ、これで、いよいよ路上に出られるぞ!

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